ダイビングの器材は揃えないとダメですか?

スクーバダイビングは、様々な器材を使って行うスポーツ。ソーシャルダイビングでは、Cカード取得時に器材のフルレンタル可能ですが、取得後はまずは軽器材からそろえていくことをおすすめしております。ショップによって考え方は様々ですが、今回はダイビングの器材を揃えないといけないのかどうかと器材購入のメリットについて解説します。

マイ器材は安全・快適!

ダイビングの器材には大きく分けると「重器材」と「軽器材」があります。

  • 重器材:BCD、リリース類(レギュレーター、オクトパス、残圧計)、タンクなど
  • 軽器材:マスク、フィン、スノーケル、ウェットスーツなど

Cカード取得時に、すべてそろえる人は少数で、ほとんどの人がレンタル器材で講習を受けると思います。Cカード取得後もレンタル器材で潜ることはできますが、より安全で快適にダイビングをするには、自分の器材を持つのがいいでしょう。
すべて一緒に揃えるのは大変なので、まずは「軽器材」からそろえるのがおすすめです。

ソーシャルダイビングおすすめの器材の購入順

「結局どこからそろえればいいの?」という質問が多いと思うので、当店がおすすめする購入優先度をお教えします。

  1. マスク
  2. ダイビングコンピューター
  3. フィンまたはウェットスーツ
  4. 重器材一式

軽器材を持つメリット

軽器材は体に直接触れるものが多く、フィット感がとても重要になってきます。例えば、マスクであれば、隙間なくフィットしている方が、より水が入りにくくなってきますし、ウェットスーツであれば、ピッタリなものの方がより保温性が高まります。自分に合った軽器材を選ぶことで、より快適にダイビングを楽しむことができ、安全なダイビングにつながっていきます。また、ウェットスーツは、浮力に大きく影響してくるため、自分のものがあると、適性ウェイトの調整もうまくいきやすくなり、スキルの上達も速くなります。

ダイビングコンピューターの重要性

軽器材をそろえるのと同じぐらい重要なのが、自分のダイビングコンピューターを持つことです。リゾート地などでフルレンタルでダイビングをする際も、自分のダイビングコンピューターがあれば安全に潜ることができます。「ガイドがもっていて管理しているからいいんじゃないの?」と思われる方もいるかもしれませんが、ずっとガイドと同じ深度にいるわけではありませんし、その日のスケジュールによっては1本目と2本目のガイドが異なることもあるかもしれません。近年では、普段も使いやすいデザインのダイビングコンピューターもあったり、スマートウォッチと一体になっているタイプもあるので、日常でも使用することができます。

重器材を持つメリット

重器材には、ダイビングで最も重要といえる「呼吸」に関わっている「レギュレーター」や浮力調整に必要な「BCD」があるため、自分の使いやすいものを選ぶことは重要です。レギュレーターは機種によって呼吸のしやすさがかなり違いますし、BCDは自分に合ったものを選ぶことで、浮力のコントロールがしやすくなります。また、使い慣れたものであれば、BCDからの緊急排気など、万が一のトラブルの際にも落ち着いて器材のコントロールをすることができます。

マイ器材を使ってよりダイビングを楽しもう!

ここまでマイ器材のメリットを紹介してきましたが、講習中やダイバーになりたての方は、何がいい器材なのか分からない状態だと思うので、レンタル器材で始めるのがいいと思います。しかし、少し慣れてきたら、軽器材から少しずつ器材をそろえていくことによってよりダイビングを楽しめますし、安全・快適に潜ることができます。器材について質問があれば、お気軽にお問い合わせ下さい!

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